学術集会
大会長あいさつ
第37回日本心肺補助学会学術集会の大会長を拝命いたしました、北海道大学心臓血管外科の若狭哲と申します。
心臓大血管手術や、循環・呼吸の破綻を来す重篤な病態に対する診療において、心肺補助装置は極めて重要な役割を担ってきました。IABPやECMOによる短期的な循環・呼吸補助、体外式あるいは植込み型VADによる中長期的な循環補助に加え、近年ではpercutaneous VADの急速な普及により、循環補助の選択肢は大きく広がり、心肺補助戦略には新たなパラダイムシフトが生じつつあります。
また、これらの治療には、心臓血管外科医、循環器内科医、集中治療医、救急医、臨床工学技士、看護師など、多職種が関わっています。それぞれが各種心肺補助装置の特性を十分に理解し、連携しながら質の高い医療を提供することが、これまで以上に求められています。さらに、本学会が主導する心肺補助に関する認定制度も始まろうとしており、診療の質をいかに担保・向上させるかが重要な課題となっています。
そこで、今回の学術集会のテーマを「心肺補助の質を追求する」といたしました。救命率向上のための適切な心肺補助戦略、ピットフォールとその対処法、現場におけるリスクマネジメント、さらには認定制度の在り方など、心肺補助診療の質向上につながる活発で有意義な議論を深めていただければ幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
開催概要
- 名称
- 第37回日本心肺補助学会学術集会
- 大会長
- 若狭 哲(北海道大学大学院医学研究院 心臓血管外科学教室 教授)
- 会期
- 2027年1月23日(土)
- 会場
- フクダ電子本郷事業所会議室(現地+オンライン開催)
〒113-8420 東京都文京区本郷2-35-8 - テーマ
- 心肺補助の質を追求する